ミネラルで育てた野菜たちです

キレドではエコファームアサノ式にミネラル豊富な土壌で野菜を育てています。なぜミネラルで育てるのか、それはおいしさと健康を同時に提供できる野菜に育つからです。

あまり知られていないことですが、生物の根本はカルシウムです。カルシウムの働きが正常でないと様々な病気にかかりやすくなります。カルシウムが体内でどうふるまっているかご存知ですか?

筋肉を動かしたり、血液が流れたりするのはカルシウムが各細胞間の信号伝搬の役割をすることで実現されています。そして細胞間の信号が正しく伝搬することで私たちの健康は保たれています。

正しく信号伝搬をするためにはカルシウムの血中濃度が一定であることが必要なのですが、何もしていないとカルシウムはすぐに不足してしまい血中濃度を保つことができません。すると、生物というのは賢いもので「骨からカルシウムを出して」血中濃度を保とうとします。

これが長く続いた結果起こるのが骨粗鬆症です。聞いたことありますよね?骨がおれやすくなるあの病気です。カルシウムは何もしていないとすぐに不足してしまうのですから、特に食に気を配っていない人は慢性的にカルシウム不足の状態だといえます。すると、持続的に骨からカルシウムを出すことになってしまい、骨がスカスカになってしまうのです。ですから、骨粗鬆症は長期間カルシウム不足が続いた人間、すなわち老人に起こりやすい病気なのです。
そのほか、生理現象でカルシウム不足が起こりやすい女性にも起こりやすい病気です。

さらに悪いことに、一旦骨から出て行ったカルシウムは血管を流れていった先、脳、心臓、神経、そして血管自体にたまりやすくなります。ご想像の通り(?)カルシウムは固いです。カルシウムが付着すると脳なども固くなります。固くなった結果、働きが鈍くなります。脳の働きが鈍くなった結果起こるのがイライラして自分の気持ちが制御できないといった症状です。イライラした人にカルシウム不足だよと言うのはここからきているわけです。その他、物覚えが悪くなるなどの痴呆に似た症状もこのせいで起こります。

神経で起これば思うように腕や足を思うように動かせなくなったりします。心臓で起これば心筋梗塞、血管で起これば動脈硬化、脳梗塞などなど、聞いたことのある病気がごろごろと出てきます。

ほかにも、細胞間の信号伝搬が鈍くなることで免疫系の指示系統がうまく効かなくなったりなど、カルシウム不足はさまざまな病気に影響するのです。

こうしたカルシウム不足に対抗すべく、キレドではミネラルで育てるを基本理念に野菜作りをしています。ミネラル豊富な土壌でミネラルたっぷりの野菜に育ってほしい。そしてそれを食べて健康になろうという考え方です。

それに・・・なぜかミネラル豊富な土壌で育てた野菜はおいしくなるんです。冒頭に生物の根本はカルシウムだと書きました。それは野菜にとっても同じことでしょう。ミネラルを豊富に含むことで野菜も健康にそだつんじゃないか。その結果、生命力があふれておいしくなるのかも。最後は勝手な個人的な解釈ですがそう思っています。

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